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2007'08.13.Mon

魔女っ子ヤコちゃん

 こんばんはです。
 暑すぎて、同人誌の宛名書きに封筒五つも書き損じた管理人です。
 流石に、自分のダメっぷりにショックでした。書き間違え過ぎです。

 最初に、同人誌の発送について。
 桜璃様、和美様、ご入金を確認しましたので、本日クロネコにてメール便で発送しました。一週間経ってもお手元に届かない場合は、管理人までご連絡下さい。

 本日は、ネウロネタ。
 タイトル通り、魔女っ子もの。魔人さんなら、これでもいけそうだと思うのです。かなり下らないこと、考えてます。すみません。


「……という訳で、我が輩の代わりに悪目立ちする為の、奴隷にんぎょ…もとい、出来た協力者がいると、心強いのだ」
「…………ちょ…今、明らかに奴隷人形…って」
「おおっ! 急がねば、時間がないぞ」
「つーか、事情も何も聞いてないからっ!!!!!」
「何だ貴様、馬鹿なのか? 先程、かくかくしかじかと伝えただろう」
「マジで、かくかくしかじかで分かる訳あるかぁっ!!! そんなん、出来る訳……」
「仕方がないな。貴様のような、尺取り虫並の脳みそにも分かるよう、説明してやるとだな―――つまり、―――我が輩に貢げ奴隷」
「…………うっわー…本当に、分かりやすいご説明、痛み入ります」
「うむ、泣いて感謝されるほど分かりやすいのならば、もういいな。さっさと行くぞ」
「つーか、分かる訳無いしっ!! って、いつから奴隷? 私、いつからあんたの奴隷になっ……」
「んん? ……何だ、何か言いたいのか。我が輩、魔界広しといえども、寛容な心では有名だった紳士だ。奴隷の言葉に耳を傾ける優しさぐらいは、持ち合わせているぞ」
「す…スミマセン……私が間違ってました」
「分かればよろしい」
「ううう……お母さん、もう帰って来れないかも」
「何を泣く、ヤコ。貴様は名誉にも、我が輩の奴隷にして、現役女子高生魔女っ子になれるのだぞ、喜べ」
「…………ま、魔女っ子になるんだ、私」
「その為に、専用の魔女っ子コスチュームも用意してある。光栄に思え」
「って、…なんじゃこりぁあああああああああっ!!!!!!」
「魔女っ子専用衣装だ。うむ、それほどに喜んでくれるか、衣装も我が輩も大満足だ」
「ちょい、待ち、まって…これ、衣装じゃねーだろっ!!! こんな着ぐるみ恥ずかしいから無理っ!!」
「何を云う。大体、セーラー服姿の美少女戦士や、ぷりてぃでキュアキュアな衣装ごときで、正体がばれないと本気で思っているのかっ!!  それとも、アイドルや女マジシャンになれると思っていたのか。嘆かわしいな、ヤコ。世の中、貴様のようなボウフラばかりだと思うな、愚か者。全く、これだから節足動物は困るな。何も考えていないのか」
「………うわ……懐メロ級も入ってるよ」
「ふん、我が輩を侮るな」
「いや、侮ってないし。第一、私が着るなら…私の意見って云うものぐらい、反映されたって…バチは当たら…」
「ヤコよ、貴様、鏡も見たことがないのか? そもそも、真珠の涙でイチコロ出来るほど、恵まれた身体でもあるまい。どこからどう見ても、無脊椎動物の為にあるような衣装ではないか」
「いや、背骨あるし!! しかも考えてるから、問題だって云ってるしっ!!!!」
「仕方がない。それが嫌なら、これで妥協しろ」
「…なんで、もっとキモイのが出てくるのぉぉぉぉ!!!!! こ、こんなリアル着ぐるみ、いやぁぁぁぁぁ!!!!」
「ブタという手もあったが、我が輩二番煎じは好きではない。それによく見ろ、ヤコ。なかなか黒光りして、可愛いではないか。このスーツを来ている限り、貴様はシダ植物時代からの英智を手にすることが出来る。これで便所雑巾も、生きた化石の仲間入りだ」
「何処の世界に、ゴキブリ姿の魔女っ子がいるかぁぁぁぁぁ!!!!」
「我が輩が知る限り、地球上最凶の生命力と聞く」
「嫌……もう、無理、絶対無理っ、無理だから!!!!」
「そう遠慮はいらん。貴様の為に我が輩、決め台詞も考えてある。こうだ―――ゴキブリに代わってお仕置きよ☆」
「まんまだしっ!! ……ってうか、二番煎じは嫌いじゃなかったのかっ!! メチャ、似てるしっ」
「愚か者め。こう云うのは、トリビュートというものだ」
「いや、それ絶対意味違う。違うから……」
「まあ、細かいことは気にするな。それよりも丸腰では、いかに卑小な存在で悩みのないミジンコ程度でも、流石に困るだろう。魔女っ子の貴様の為に、我が輩魔法ステッキとやらも、用意してみた。ほら、受け取れ。貴様専用の得物だ」
「なんだ、そういうのあるんだ…………って、どのへんが、ステッキ?!」
「とりあえず、初心者でも扱いが簡単な棍棒からだ。安心しろ、貴様の経験値にあわせて、釘が刺さった物にも変更可能だ。しかも成長具合では、武器もレベルアップしていくぞ。貴様次第で、重機関銃なども、装備可能だ」
「それって、もうスッテキじゃない……から」
「その時は、きちんと取扱説明書を読んでおけ。いざという時、暴発されても、我が輩迷惑だ。それと、使用のさいはくれぐれも、銃刀法違反で捕まるな。イメージ戦略的に、ダメージ大だ」
「……………それって、魔女っ子……じゃない…」
「何を云うんです、先生。今日から先生は、闘う魔女っ子名探偵として、謎を見付けてくれなきゃ、困ります。先生のサポートは、助手の僕にお任せ下さい」
「なっ…何っ!! 先生って、しかも、僕って……」
「さあ、先生。そのゴキブリ姿で、今日も愛と勇気を持って頑張って下さい☆」
「だ…だから、無理だってばぁぁぁああああぁぁぁぁっ!!!!!!」
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2007'07.19.Thu

原稿開始

 こんばんは、皆様。今夜も、わざわざ来て下さって、有り難う御座います。

 最近あった悲しい話は、海の日のせいでサンデーが一日遅れだったことと、前々からオススメしてもらったモノノケさんが、自分の所では放送してなかったこと。
 面白いって教えて貰ったので、楽しみにしてたのにいいいい。
 地デジになったら、今まで圏外だったアニメも放送してくれるんでしょうか。だったら、地デジ化とても嬉しいのですが。

 原稿をちまちま打ち始めてます。ネウヤコです。九月までに間に合わないに、ゴールデンハンマーかけてもいいです。
 最近……パソコンの前に座ると、眠くなるのです。
 ちょっと困ってます。


 ネウヤコの本の中身は、えっと前にも云ったとおり、パラレルです。
 島国で海とか川があったりするので、霧とか出ちゃって、あんまり夏が暑くなく、馬車が走ってたり、お貴族様がいたり、くるぶし丈のドレス着てる弥子ちゃんと、ステッキ持ったネウロさんがいるような、架空の国を舞台にしてます。

 そんな世界観で、弥子ちゃんがメイドになって、潜入捜査もどきをするみたいな…感じかと。セーラの屋根裏部屋よりはましな場所で寝起きして、床磨きに明け暮れる生活の探偵さんと、好対照に家庭教師という肩書きで、優雅に潜入してる魔人さんが出てきて、あとはちゃちな事件でも起きると思います。
 間に合うかどうか、ハラハラドキドキ。

 一応、18禁を想定してますが、打ってみないと分かりません。

 出だしは、こんな感じ。というか、サンプル分にも満たない量しか、打ててないです。


 本日の天候はどんより薄曇り。石橋と同じ灰色の空模様は、鍋ぶたのように青空を隠してしまっていた。
 ガラガラと車輪が回り、馬野蹄が土を蹴り上げる。蹴飛ばされたのか、大きくはない石ころが、転がっては端の方まで飛ばされる。あまり広くない道なので、馬車が通るとどうも、人間の方が押しやられてしまう。
 何処かで、小さな悲鳴が上がった。目で追えば、若草の爽やかな緑が、目にはいるだろう。甲高い声は、少女と知れる。
 同系色の帽子に、今流行の肩が膨らんだデザインのドレス。勿論、裾はくるぶしまでの丈。年頃の娘なら、皆がそうであるように、彼女もまた足を覆い隠すようなスカートだ。
 何しろ、十五年前即位した女王様は、厳しいお方。実物に会ったことはないが、女性たるもの、みだりに肌を見せてはならぬと、口癖にように仰るらしい。お陰、昨今の女性のドレスは皆、くるぶしまでのドレスが主流となった。
 仕立屋の陰口ではないが、未だ独り身の老嬢(オールドミス)のやっかみだと、こぼす者もちらほら。
 今では膝丈のドレスなんて、無邪気な子供ぐらいでしか見かけない。天使様のような彼等ならば、愛くるしいから許されるのだ。
 道を行く少女の身なりは、悪い物ではない。粗末というのは勿体ないほど、しかし上等と呼ぶにはありふれた服だった。
 流行の型だが、少し支払う硬貨を上乗せすれば、買えなくもない。それに、彼女の手袋は白。真っ白な穢れない純白の百合と同じ色。これは、未婚の女性の証であった。
 どんな色のドレスだろうが、どんな色の帽子を身につけていようが、未婚の乙女は清らかさを示す為に、白い手袋でなければならないと決まっているのである。
 その手が握る物は、随分と大きめのトランク。
 小柄な彼女には不釣り合いな品物だった。
 一体何処へ帰るのか、それとも出かけると云うのか。焼きすぎたスコーンのような色の、鞣し革の鞄を引きずっている。それともう一つ。放り出してしまいたいと云いたげに、青いパラソルがかろうじて、括り付けられていた。
「ば、……馬車にすれば良かった……」
 ひーこらひーこら、荷物を引きずってきたのだろう。へっぴり腰を手で叩きながら、乙女は嘆く。
 そして、溜息のたまり場みたいな空模様の下、云うべき事はただ一つ。
「………ネ、ネウロの…ばかぁっ!」
 街灯の上、鴉が一羽見下したように鳴いていた。



そういえば、タイトル考えてない……。
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2007'07.09.Mon

長いです

 こんばんは、皆様。運命線が長いらしい、管理人です。妹が、手を眺めてはそう言っていました。とりあえず、悪いことではないので、ホッとします。

 カレンダー企画の仕上げ作業をしてます。もう少しで完成なので、やっと肩の荷が一個減りそうです。

 WJ買ったので、ネウロ読みました。
 内容は……弥子ちゃんが!弥子ちゃんが!弥子ちゃんがっ!!!!って、感じでした。次回、何か発表すること有るらしいのですが……アニメ化ではないと思うので、……小説は決定したし…ドラマCD第三弾でしょうか。気になるのです。
 流石に、打ち切りにはならないだろうし。

 そして、ネウヤコの続き。全然進んでいません。これだけでも、さくっと仕上げたいのに……、もう、就寝時間なので、皆様お休みなさいませです。


 障子の向こう側で、水音がする。さざ波たつ池の水面からは、赤と黒のまだらの錦鯉が、のんびりと泳ぐ姿があった。一匹、ウン万とする、鯉なのだろう。所々輝く銀の鱗が、その高級感を引き立てる。
 手入れの行き届いた池は、泥をこの間すくったばかりらしく、濁りもない。まだ青い紅葉の葉が一枚、水面(みなも)に浮かぶ。
 広縁には、唐模様のある灯籠がつり下げられ、どことなく異国風。だが、この離れにはよく似合う。
 朱に色づけされた笠と竿の部分を、中の明かりがほんのりと色づけていた。一見格子状とも見える火袋には、実は細やかな彫り物が仕込んであるらしく、障子に映る影には牡丹の花。花弁から葉の一枚まで、繊細に浮かび上がらせていた
 店の名は花藍亭。
 広い敷地と、奥ゆかしい造りの木造の屋敷を構える料亭である。店の歴史は古く、大正初期まで遡るという。空襲のさい、運良く戦火を免れ、今も昔も変わらぬ土地と味を守るこの店は、要人の会談の場としても使われるらしい。
 土地柄、運転手付きの黒い車が良く留まるのだ。現に、今日も何処かの先生とやらが、来るとか来ないとか。
 ぱしゃりとは、障子隔てたあちらから。
 母屋からは南方、都会では珍しい竹林の中にある離れは、秘密めいた内緒話には、もってこいの場所。夜風に鳴く竹達が、話し声かき消してくれるだのと聞く。
 だが、今夜は勝手が違うよう。場違いな声が、障子紙を震わしていた。
「いっただきまーす♪」
 掌をくっつけて、軽く拝んでから弥子は端を握った。朱色の漆塗りされた箸には、切子硝子のような模様が、金であしらわれているモダンなもの。
 まよい箸などという、不作法はない。いや、そもそも迷うこともないのだろう。喜色満面な少女は、最初に和え物を頬張る。
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2007'06.27.Wed

休みが欲しい

 こんばんは、昨夜うっかりベットで休んでいたら、そのまま朝までぐっすり寝てしまっていた管理人です。眠かったとはいえ、不覚にも何もしてないまま寝てしまい、非常に悔しいです。

 最初に、遅くなりましたが同人誌の発送について。
 舞佳様、25日に発送致しました。一週間経っても届かない場合は、管理人までご連絡下さい。
 ご連絡が遅くなってしまい、申し訳ありません。すみません。


 そして、月曜日WJ買いました。ネウロは面白かったです。
 以下は、ネタバレ。でも、中身は薄いです。

 吾代さん出てくると良いなぁ~と思っていたら、本当に出てきて嬉しかったです。ネウロは相変わらず素敵なお顔で、今週も格好良かったです。
 誘拐され中の弥子ちゃんも相変わらず、というか、いつも縛られて5、6発叩かれるのが、普通なの? っていうか、それが準備体操って……侮れないネウヤコぶりに、ドキドキでした。
 でも一番なんで、ラストのネウロさんの台詞。トロイに浮気者と呼ぶ所がもう、っていうか、浮気とかそういうのが、この人の口から出てくるとは思わなかったよ。
 はあ…来週もドキドキです。ところで、ゴリラって食べると美味しいのでしょうか? そもそも、あのゴリラ大きすぎ!な気もしますが、一瞬ドラゴ●ボール思い出しました。



 前から載せてるものの、続き(多分ネウヤコ)
 ネタに失敗したような感じ…。料亭でご馳走とか、そういうネタにしておけば良かったです。ぽしゃらなきゃいいなぁ。


 手を掛けた扉の磨りガラスには、『魔界探偵事務所』という文字。蝶番が、油の切れたような音を立てていた。
 それと、もう一つ。
 このオンボロの建物とは不釣り合いなほど、華やかな声。
 聞き覚えのあるような、無いような、間延びした声がしていたのだ。まるで、溶けきったソフトクリームのよう。あちこちベタベタとまとわりつき、心地悪い感じに良く似ている。あのくどく、上品さの失われた下卑た甘さを思い出す。
 今日は何の日だっただろうか。
 解けたマフラーが、肩から滑り落ちていた。



「先生、お待ちしていました。たった今、ご連絡をお入れしようとしていた所なんです」
 にこやかな声とにこやかな笑み。
 血統書付きの猫の如く、迎え入れる助手はいつにも増して、品が良い。冗談めいて喩えるならば、眩しくて目が潰れそうな程。
 裏を返せば、それだけ何か怖いのだが。
「ご…ごめん、ネウロ」
 弥子が申し訳なさそうに、口ごもりながら目を伏せる。この間、改装したばかりの床も家具同様、真新しい物だ。張り替えと一緒に、ワックスがけもして貰った為、いつになく光沢に満ちていた。
 優しげな、薄いカフェラテ色に、黒い人影。よくよく目をこらせば、角でも出てきそうだと、持ち主を思い、少女は考える。
 何しろ、目の前にいるのは人ではあらず――――魔人なのだから。
「いいえ、先生が謝る必要などありませんっ」
 大仰に手を振り、人間の物真似が上手い彼は、探偵の顔を上げさせた。それから、まるで何かを促すように、視線を己の背後へと走らせる。
 一瞬、意味ありげに一瞥された気がしたのだが、思い違いだろうか。
「それよりも――――学校のご友人方がお見えです。先生」
 黒手袋に包まれた指先が伸ばされ、まるでレストランのボーイのよう。ご案内とばかりに、差し出された先には見慣れない相手。
 成る程、青年の云うとおり。台詞のまま、同じ学校の制服をまとった、けれども良く分からない少女達が数名佇んでいた。
「おもてなししようにも、丁度……本当に大変申し訳ないのですが、お茶の葉を切らしていて、先生すみません」
 寄せられた眉と、絵に描いたような好青年ぶりには、毎度背筋がゾッとする。よくもまあ、こんな風に演技派でいられるものだ。
 色白で人当たりの良い細身の青年は、まさに見掛通り中身もまるで好青年と、映るだろう。十人中十人がそう答えるに違いない。
 黒と黄色という、奇抜な髪型もこの顔当たりの良さで、誤魔化せてしまうのだから、人間という生き物は外観で騙されてしまうものなのか。宝玉をはめこんだ瞳はエメラルドグリーン。奇妙な髪留めは、真っ逆さまのピラミッド。
 ファッションなのか宗教なのか、判断が非常に難しいところだ。しかも、手が込んでいて、スーツの釦とお揃いだったりする。良くできたトータルコーディネートと、云っておくべきなのだろう。
「事務所を留守にする訳にもいきませんでしたので、何も出来ないまま、お相手を致しました」
「あ…えっと……」
 どうしたものかと、口ごもる少女は、もう一度事務所にいる人物を見る。瞬きして、もう一度。
 けれども、名前を思い出すことはない。
「知らない方だったんですか?」
「……ちょ、ちょっと待って」
 唇も動かないような小声で、青年が尋ねる。それでも、あくまで助手風の口ぶりなのは、一応人目がある為。
 弥子は、再び思い出そうとする。知らないと云うのは簡単だが、もうそうなれば、どんな目に彼女らが遭うか、分かったものではない。傍らの相手が相手だけに、迂闊なことは云えなかった。
 あの変な魔界道具なるもので、何事かされては可哀相というものだ。
 トロイの側にいる人物は三人。一人は髪が長く、一人は癖毛。最期の一人も長めの栗色の少女だった。暫く彼女達を観察していた弥子は、そこでようやっと何事か思い出す。名とまではいかないが、どのクラスに所属するかは思い出していた。
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2007'06.21.Thu

一昨日の続き

 こんばんは、今月は迷惑メールが多めで、うんざり気味な管理人です。先月の倍以上…って、気がします。

 まず、サイトのお知らせ事項としては、殺りんの裏パス、受付開始です。
 あと、殺りん小説で、リンク切れていた物があったので、きちんと直しておきました。すみません。

 拍手も、今日も有り難う御座います。
 以下、拍手コメントお礼です。

06/19 ゆえ様

 初めまして、こんばんは。ゆえ様。管理人のつみかと申します。
 殺りんに最近はまられたとのことで、同じ殺りんファンが増えて嬉しい限りです!!! サイトのほうも、何度か遊びに来て下さって有り難う御座います!! 拙い作品ですが、少しでも楽しんで頂ければ、幸いです。どうぞ、殺りんにどっぷり浸かって下さい。
 漫画の感想も有り難う御座います。あの漫画は、今にして思えばかなり恥ずかしいのですが、気に入って下さるなら恥も捨てます(笑)
 拍手絵へのお言葉も、嬉しいです!!
 拍手コメント有り難う御座いました。


 そして、日記のタイトル通り、一昨日のネウヤコの続きです。アウトにならない所までなら、いいかなと。いや、まだこれしか進んでないんですけど。そして、今夜も…もうお休みタイム。
 一日が短いわ。


 駅に近い一等地の隅っこに、名探偵桂木弥子の魔界探偵事務所が存在する。
 薄汚れたその建物は、築二十年以上は絶対あるだろう。入り口近くなど、落書きの上から、塗り直した跡が見える。
 建材は鉄筋コンクリートなのだが、所々あるヒビが気になって仕方がない。安い古いコンクリートには、塩分が混入していることもあって、脆いと云われているが、こちらは―――さて、どうなのやら。
 ただ、以前鉄球を喰らっても壊れなかったので、外観よりは頑丈なのかも知れない。
 しかも近所にはコンビニ、ケーキ屋、ピザ屋にファミレス、食堂、ラーメン屋と、間食から主食に関しては心配いらず。建物も最上階の為あって、日照に景観と、窓辺環境も概ね悪くない。屋上から飛び降りたとすれば、死亡は確定。それぐらいの高さを誇り、しかも邪魔される可能性が低い程、人通りも無い道路に面していた。
 そのせいか、何故かゴミ収集車が通り過ぎてしまう。
 折角、区の条例に従って分別したゴミ袋が、寂しげに佇むなど、珍しくない。新聞に関しても、同じ事。紐で縛ってまとめて置いても、忘れられてしまう事、しばしば。リサイクル用として、収集日に出していたにもかかわらず、だ。
 何と云えば良いのだろう。
 だからといって、不便かと云えば、不便ではないのだ。
 この空部屋ばかりのビルの利便性は高く、コンビニを含む食べ物関連の店と駅が近い事は、とても役に立っている。いや、必須事項とも云えるだろう。
 何しろ、虚無の胃袋と謳われる探偵殿の食料調達に、事欠かさない。
 加え、素敵特典もバッチリときた。
 例えば、名探偵として、様々なメディアにて紹介され続けて来た女子高生探偵の事務所であるにもかかわらず、一部の報道関係者が迷ってしまったり、たどり着けなかったりするのだ。
 特に、アポ無しの取材陣は十割がた十割の的中率で、迷子確定となる。彼等は捜しているにもかかわらず、不思議と見落としてしまうらしい。しかも、何度来ても同じ事が起きると噂され、今では業界の七不思議と囁かれる始末。
 ちなみに、依頼者に関しては苦無くたどり着けると聞く。この摩訶不思議ぶりと云ったら、オーパーツも敵ではない。
 お陰で、マスコミご一行様千客万来となる日であっても、思いの外事務所は騒がしくならず、ありがたい話であった。
 そんな、いわく付きのビル入り口に、珍しく人影が一つ。
 真正面に立ち止まる。
 ほぼ毎日定時やってくる、制服姿の少女は云わずと知れた有名人。巷では子供に棒付きキャンディを恵んでもらえるほどのヒーローでお馴染み、名探偵桂木弥子―――ご本人である。
 学食目当てのためか、殆ど学校に教科書を置きっぱなしらしく、薄っぺらい鞄を手に、彼女は建物を見上げる。ガサガサ物音を立てるのは、さしずめ本日のおやつ達だろう。
 最上階に行くべき場所を見定めると、女子高生は肩をぶるっと震わせた。プリーツスカートの襞も一緒になって、武者震い。
「ここって、微妙に…寒いんだよね」
 それが、ビルに棲み付く魔人の云う所の瘴気なのか。はたまた、超常現象と呼ばれるあなたの知らない世界なのか、疑心暗鬼と名付けられた勘違いなのか、真相は藪の中。ウッカリ突いて、蛇を出す訳にもいかないので、あえて考えない方を良しとしたい。
 少女は常と同様、薄汚れ気味の建物へと入っていく。相変わらず、蜘蛛の巣と綿埃に汚染された階段を駆け上がる。

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