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2010'04.03.Sat

思い出せない

 こんばんは、皆様。管理人です。
 噂によると、最終回、殺生丸様には台詞があったらしく、それを非常に危惧していた私としては、安堵の溜息であります。本当、最終回なのに台詞が一回もないなんて……原作では納得出来ても、アニメではどうにかして欲しかったので良かったのです。

 そして、相変わらず、DVDの四巻は素敵です。
 何が素敵かと云えば、殺生丸様の三段活用がたまりません。横顔はイケメン風に格好良く、でも斜めになると美しさに磨きがかかって、麗しくなって、かつ正面顔になると、なにこの可愛い顔! というように、どの皆様にも楽しんで頂こうとう気持ちがありありと伝わってくる、作画の素晴らしさにクラクラしそうです。
 どのファン層も取り込もうというつもりなのか、それぞれの角度から見る殺生丸様の魅力がたまりません。個人的にはもうちょっと正面は面長めが好きですが、でも地上波アニメの作画としては、ご満悦以外のなにもでもありません。
 劇場版も素晴らしかったけど、完結編は毎回が劇場版のような質の高さで殺生丸様が素晴らしいです。

 そんな頭で、私は一昨日の夜、眠る前にコピー用紙に何を思ってか、テキストをしたためていたらしいのですが、翌日の夜にはもう忘れてしまって、………仕事からの帰宅後、一体自分がどんな話を考えていたのか……思い出せず、困っています。

 ああ、もう……どうだったんだ。思い出せません。とりあえず、書いてあった分だけは、打ってみたんですが……、これ、どう続く話だったんだろう……。

 というものを、その場繋ぎに載せておきます。更新までの場つなぎというか……更新なくて、ごめんなさいです。あと、某様にも申し訳ないです。早く何とかするです。
 ではでは、お休みなさいませなのです。


「…………」
 新緑も綻びきり、西牙国は眠いと云うより、やや暑いと云った日差しに変わり始めていた。
 芝生の上に、パラソルと云うよりは天蓋と云った方が相応しい物を押っ立てて、軒下では焼き菓子とお茶の舞踏会。気が滅入るほどの薫りに彼は押し黙り、当てもなく空を見上げていた。青い空に白い雲。凡庸なフレーズを頭に浮かべつつ、懐の懐中時計を出す。この正確無比の秒針は、寸分違えず、時を彼に教えてくれる。
 忙しい生活には欠かせない、必需品であろう。
 云うまでもなく、殺生丸である。
 顔がしかめっ面なのは、甘い甘い砂糖の匂いのせいだ。お砂糖の国と謳われる西牙国の宮廷では、その名に反しあまり甘い物は出されない。他国とは違い、この国で砂糖など当たり前。貴重品でもないのだと声高に叫ぶように、甘いお菓子が流行らない。―――が、今は別。この茶会の主催者は特別甘党だった。
 いやむしろ、砂糖そのものとい云ったぐらいだ。
 彼女の為に、砂糖の国が作られたと云われても不思議ではなかったし、甘いお菓子が流行らない割に宮廷の焼き菓子のレパートリーは、他国をしのぐ。それどころか、最早最強になるかもしれない。原因は昨年、嫁いだ第一王胤妃殿下様である。彼女が夫に贈ったというチョコレートは、液体状ではなく固形だという。
 製造法は神秘のベールに包まれているが、どの国も思っているに違いない。砂糖の次に固形チョコレートで西牙国は国庫を潤すつもりなのだと。まあ、砂糖の国に似合いの甘い戦略なのだが。
「その顔を止めろ、殺生丸」
 斜め向かいから浴びせられた声に、彼はそっぽを向く。誰が聞いてやるものかという、非常に分かりやすい態度を見せた。
 それにしても、こうも甘い匂いを嗅がされては、嗅覚が麻痺しそうである。殺生丸は魔獣の血を引く、王家の直系なのだ。音にも敏感だが、匂いにも過敏に出来ている。意図的にコントロールすれば常人並に鈍くできるが、それを差し引いても甘すぎる。
 いやはや、甘いという限度を超えているかも知れない。
 西牙国摂政にして、世継ぎの君の生母様は、自他共に認める甘党。否、大陸一だろう。
 お茶と云うよりは、どろりとした何かに変貌したそれをよく飲み干せるなと、常々思うからだ。
「お前が手持ちぶさたのようだから、折角茶に誘ってやったというのに……なんだ、その態度は」
「好きで来た訳ではない」
 母親を視界に入れることさえも拒む態度は、相変わらずかわいげのないもの。生まれてから今まで、彼女の息子はずっとそうだった。とはいえ、こうも露骨になったのは妻を得てからなので、変わったと云えば変わったのだ。昔はこの気さくさすらなく、喩え向かい合わせでいたとしても、映っている癖に映さないと云う陰湿なものだっただろう。
「お前は……二十歳も過ぎた大人が、そんな態度で許されると思っているのか。大人げない奴め」
 云えば云えばで、両親から受け継いだ金色が、煩わしそうに摂政を映し、すぐさま自分の手元を眺める。
「そう云って、人の茶に致死量の砂糖を入れる貴様は、何者だ」
 確かに、これでもかと積み上げられた角砂糖は解けもせず、山となり器を彩っていた。最早液体ですらない。
 しかして、それに懲りたり罪悪を感じる人間ならば、最初からしないだろう。云うだけが無駄なのである。むしろ言葉の浪費に等しい。
 裏付けるように、摂政の艶やかな朱唇から零れるのは笑顔の悪意。
「母親様に決まっているだろう。そんな事も知らないのか」
 ついでに「バーカ、バーカ」と、おまけの二文字までいただく始末。
 瞬く間に眉間へ深い渓谷が刻まれ、殺生丸の頬が引きつったのは云うまでまでもない。


 で、どう続けるはずだったんだろう……一昨日の私は(苦笑)
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